のこのしま自然観察会(7/21,22)が開催されました!
2007年 07月 22日
のこのしま自然観察会が、7/21,22(土日)において盛大に行われました!当日は、午後の2時過ぎに開会でした。
はじめて能古島を訪れる方もおられ、福岡市街地から約10分にこれほどの自然が残っていることに驚かれているようでした。なお、この貴重な自然を満喫してもらうため、能古島観光協会のバックアップのもと、のこベジファーム農場と能古島キャンプ場を中心に、自然観察を行いました。
今回、講師としてお招きしたのは昆虫専門家として福岡をはじめ九州各地でフィールド調査をされている福田治先生です。専門は蝶(チョウ)で、大学との共同調査や執筆もなされています。また、補佐役として九大生物研究サークルの土居さん、仲村さんにもお手伝いいただきました。
【1日目 14:30~20:30】
JA能古の屋外テラスで開会を行った後、福田先生の指導の下、カブトムシやクワガタを捕まえるための仕掛け作りを行いました。ペットボトルを利用する簡単な仕掛けで、約15分ほどで完成です。一人一つずつをもって、ベジファーム農場に出発しました。
到着したベジファーム農場では、夜に使うバーベキューの野菜をみんなで収穫した後、カブトムシのいる森に出発です。農場内は、農道沿いにも多様な自然があるため、福田先生の解説を聞きながら、ゆっくり散歩をしました。
そうこうしているうちに、カブトムシのいる森に到着です。
さきほど作ったペットボトルの仕掛けに、くさったバナナに焼酎をかけたエサを一つずつ入れて、自分の好きな場所に仕掛けをつけました。
つける際には、すでにカナブンが飛んでいたりして、運がいい子の中には、さっそくカブトムシをゲットした子もいました。
仕掛けを終えた後は、引き続き自然観察です。自生しているウバユリのお話や森の輪廻についてわかりやすく福田先生に教わりました。
ベジファームでの自然観察を満喫した後は、場所をキャンプ場に移し、待ちに待ったバーベキューです。
到着後、すぐに保護者の方はバーベキューの準備を、子どもたちは福田先生といっしょにライトアップで昆虫観察する準備を行いました。
それぞれが準備し終わった後は、バーベキューです!市民農園でとれた野菜やお肉を焼きながら、賑やかな一時になりました。また能古島観光協会との共同企画として手作りのラムネ作りも行われました。これは、能古島サイダーをプロヂュースしている浅羽さんが丁寧にラムネの仕組みと作り方を教えてくれました。
そうこうしていると日が暮れました。さきほど仕掛けたライトアップに虫はきたでしょうか?
当日は、あいにく期待した虫は飛んできませんでしたが、自由研究にもつながる楽しい時間になりました。
午後からの開始とはいえ、内容が盛りだくさんの一日でした。
ゆっくり旅館で、休息をとって、明日、朝5時にみんなで起床です!
【2日目 5:00~8:00】
2日目の朝は、あいにくの曇り模様です。途中、にわか雨などありましたが、なんとか持ちこたえてくれました。さっそく森に入って、仕掛けの様子を確認します。
特性のエサは絶大だったようです。場所によってムラがあったものの、たくさんのカブトムシに会うことができました。慎重に虫かごに移し変えて、レストハウスに移動です。
自分の希望のカブトムシ、クワガタに会えなかった子達もいましたが、せっかくきてくれたみんなに、ベジファームからプレゼント!
昨日までに、事務所の近くで飛んでいたカブトムシ、クワガタを取れなかった子達にお渡ししました。ぜひ、大切に育ててくださいね!
曇り模様の天気もあけてきた頃、今回の自然観察会の総括を福田先生にしていただきました。
最後に、みんなで記念撮影です。
能古島の自然を、存分に味わった2日間。参加されたご家族の方も、一味違った能古島の魅力を知っていただけたのではないかと思います。
夏休みは、これからが本番。ぜひ今回の経験を活かして、自然観察を楽しんでください。
ご参加いただいた方々、サポートいただいた皆さん、本当に二日間、お疲れ様でした!
by noconoco2007
| 2007-07-22 21:21
| 自然観察会