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福岡市能古島にあるNPOです。


by noconoco2007

旬のタケノコを食べて学ぶ里山保全!【6/23】その1

6/23は今年に入ってはじめての野菜塾となりました。当日はあいにくの小雨模様でしたが、30名以上の方が参加されました。なお、昨年度に引き続きNPO循環生活研究所の波多野さん、平さんに講師としてご参加いただき、貴重なお話や実践例を教わりました。
 さて今回開催された野菜塾2007には、大きく2つのテーマが盛り込まれています。
まず、一つ目は能古島の竹害の実際を知っていただき、里山保全の一環としてタケノコを収穫してもらうことです。二つ目は、ベジファーム農場にある豊富な笹や腐葉土を使って、土地本来の微生物の力をかりて良質な堆肥つくり、おいしい野菜をつくることです。
 そこで今回のブログでの報告は里山保全活動を「その1」に、堆肥循環については、「その2」に掲載します。

 
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波多野さん、平さんのご紹介のあと、3班に分かれてさっそくタケノコ採りです。今回の竹の種類は、能古島に多く見られる真竹です。よく「タケノコ掘り」と言いますが、真竹の場合、顔を出したタケノコを折って収穫します。
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採ってきたタケノコは、さっそく包丁でさばいて、端を切り、ゆでた時に破裂しないように切れ込みを入れます。
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五右衛門風呂のような大きな窯に水を入れ、薪を入れて火をつけます。なかなか大変な作業です。
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窯が沸騰するまでは、ブレイクタイム。波多野さんからは残ったタケノコの切れ端がどのように土に帰るかの説明をわかりやすくしていただきました。
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ブレイクタイム中に、うれしいハプニングです。雨の日でしたが、カブトムシを見つけました!
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間もなくして、窯が沸騰し、ようやくタケノコを投入です。
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しばらくは、木をくべながら茹でます。この段階で12時となり、お昼ご飯を食べにあがりました。
 今日の料理は、あらかじめ1週間前に採ったタケノコをふんだんに使ったタケノコ料理です。
(なお、今茹でているタケノコは皆さんのご家庭に持ち帰ってもらいました。)
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さて、お昼ご飯がおわり、茹でていたタケノコの取り出しです。慎重に取り出し、水で冷やしながら、タケノコの皮をむいていきます。
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皮をむいた中からは、クリーム色のおいしそうなタケノコが出てきました。とくに先端の方はとても美味しそうです!
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 あいにくの小雨ではありましたが、無事タケノコを湯がくことができ、皆さんが持ち帰るお土産を確保することができました。本当にお疲れ様でした!
by noconoco2007 | 2007-06-24 03:42 | 里山保全プロジェクト